経営システムコース (JABEE プログラム) の紹介
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経営システムコース (JABEE プログラム) のアドミッションポリシー
- 現代社会における様々な問題を様々な視点から考察することによって物事の仕組みを把握し, 問題を明らかにすることに興味を持つ人
- コンピュータや数理・情報技術を最大限に活用した情報収集と分析を行い, 科学的に問題解決を行うことに意欲を持つ人
- 技術者・研究者に必要なコミュニケーション力と自己表現力を有し, 社会に貢献することを目指す人
◆経営システムコース (JABEE プログラム)
社会システム科学部ではJABEEの認定基準に適合した教育プログラムである「経営システムコース」を2007年度から開設しました。経営システムコースの第1期生(2007年度入学生)が卒業後の2011年に申請・受審し、経営工学関連分野で認定を受けました(認定開始年度は2010年度で認定期間は6年間)。2022年度に第2回目の継続審査を受審する予定です。
本教育プログラムである「経営システムコース」は、以下の学習・教育到達目標に示す能力を習得する技術者の育成を目的としています。
経営システムコース (JABEE プログラム) の学習・教育到達目標
A. 社会人としての倫理観に基づいて、科学技術の地球環境・人類の福祉との関わりを理解し、技術者としての社会的責任を果たすための能力を習得する。
- A1 社会の仕組み、文化について理解し、多面的観点から物事を説明することができる。
- A2 環境の持つ重要性と企業の関与について理解し、説明することができる。
- A3 企業・経営が必要とする社会的責任について理解し、説明することができる。
B. 経営システムに必要な数理科学、情報技術、経営管理学などの基礎学力を習得する。
- B1 問題解決において科学的管理法に必要な基礎的数学を理解し、解を得ることができる。
- B2 コンピュータのハードウェア、ソフトウェアを理解し、問題解決に利用するための技術を習得する。
- B3 経営管理に関する、組織、生産技術、環境、会計等について理解し、経営システムとの関係を説明できる。
C. 経営システムの仕組みと要求条件を理解し、システムの分析・設計・開発に応用できる基礎能力を習得する。
- C1 経営管理における問題解決において、意思決定のための体系的な手法を理解し、それを利用することができる。
- C2 経営システムの設計において必要となるプログラミング、システム設計、ネットワーク技術を理解し、活用することができる。
- C3 経営学、会計学、人間工学、生産管理、品質管理、危機管理などの企業の経営・管理に関する基礎知識を習得し、活用することができる。
D. 経営システムにおけるプロジェクトマネジメント技術を理解し、これを活用するための基礎能力を習得する。
- D1 プロジェクトマネジメントで用いられる科学的管理手法を習得し、これを活用できる。
- D2 研究・開発、プラント等大規模プロジェクト、ソフトウェア開発のプロジェクトに関するマネジメント技術を理解し、これらの領域における意思決定および問題解決ができる。
- D3 国際標準に準拠した管理技術を習得し、多様なステークホルダ間での意思決定支援について提案できる。
E. 産学協同教育を通じ、実社会における問題を自分自身で考え、提言する能力を習得する。
- E1 フィールドにおいて、問題発見に必要な情報を収集し、分析手法を提示できる。
- E2 フィールドにおいて、問題解決のための改善案を作成し、提案理由を説明できる。
- E3 企業などの実務経験者の話を理解でき、適切な質疑ができる。
F. 国内外の技術的情報を収集・活用できるとともに、技術者として自分の意見を適切に伝える能力を養い、日本語及び英語等でプレゼンテーションができるなどのコミュニケーション能力を習得する。
- F1 問題解決に必要とする情報を計画的に収集・活用できる。
- F2 チームで問題を設定し、結論を得るための議論、検討を通じ、チームワークによるコミュニケーションを図ることができる。
- F3 目的に沿って研究し、結果を論文にまとめ、日本語と英語の概要文を書き、口頭で発表し質疑応答することができる。